ＳＣＳＫ、今期税引き前を9％上方修正、配当も5円増額

　ＳＣＳＫ <9719> が1月29日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比7.6％増の344億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の417億円→455億円に9.1％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の201億円→239億円に18.8％増額した計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の130円→135円(前期は130円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比15.5％増の129億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の11.9％→12.6％に上昇した。

株探ニュース