「懐疑の中で育つ相場に、ゆっくりと浸かる」
昨日の米国株式相場は小幅安。ダウ工業株 30 種平均は 22.96 ドル安の 30937.04、ナスダック総合指数は 9.93 ポイント安の 13626.06 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 28725 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。
日経平均の日足チャートでは昨日、ローソク足で陰線が出現。やや上値の重さを示唆しているものの、チャートが崩れたわけではない。強気相場は継続しており、買い意欲は強そうだ。下方に空いている窓を拒否して上昇することになれば、それだけ相場の強さを示唆することになる。足元で三角保ち合いが煮詰まった形となっており、一段と「上放れ」が濃厚となりそうだ。
ただ、市場の買い手掛かり材料が乏しいのは事実。今晩は米国で FOMC の結果発表が
予定されており、それを見極めたいとする投資家も多いことだろう。日本株も上値志向を強めるものの、明確な上放れは示されないと思われる。上昇は小幅に留まりそうだ。
投資家はジリジリする上昇相場に付き合うしかない。最終的に「上放れ」の可能性が高いのであれば、ここは「買い」で対処するしかない。出来高が少ないのも需給にとっては好材料。「懐疑の中」で育つ相場に、ゆっくり浸かるしかない。
最新人気記事
-
「好配当」が8位、不安定な相場環境で根強い人気<注目テーマ> 09/18 12:20
-
三菱UFJなど銀行株は後場上げ幅拡大、日銀政策現状維持も大型株への... 今日 13:13
-
明日の株式相場に向けて=投資家心理を餌にするAIアルゴの衝撃波 09/19 17:00
-
来週の株式相場に向けて=自民党総裁選を経て株価は本格回復へ突き進むか 今日 17:36
-
「水素」が17位にランク、トヨタなどが関連分野に特化したファンドに... 09/19 12:20
新着ニュース
新着ニュース一覧-
-
今日 22:37
-
今日 22:30
-
今日 22:16