アジア株 総じて上昇、豪州株は続伸

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/01/20 18:30
東京時間18:13現在
香港ハンセン指数   29962.47(+320.19 +1.08%)
中国上海総合指数  3583.09(+16.71 +0.47%)
台湾加権指数     15806.18(-71.19 -0.45%)
韓国総合株価指数  3114.55(+21.89 +0.71%)
豪ASX200指数    6770.40(+27.78 +0.41%)
インドSENSEX30種  49815.60(+417.31 +0.84%)

 20日のアジア株は総じて上昇。バイデン次期米大統領から財務長官に指名された前米連邦準備制度理事会(FRB)議長のイエレン氏が、上院財政委員会の指名承認公聴会で、大規模な経済対策への支持を表明したことがアジア株の支援材料となった。ただ、バイデン氏の大統領就任式を控えて、米大統領就任式の会場となる連邦議会議事堂周辺では厳重な警戒態勢が敷かれており、政治的な混乱なども不安視されて、警戒感も高まっている。
  
 豪州株は続伸。情報技術、資本財、エネルギー関連が買われた。6800の節目を前に上値を抑えられた。台湾株は反落。ハイテク関連株を除いて売りに押された。バイデン新大統領就任を控えて、手じまい売りに押されたとみられる。

 上海総合指数は反発。3600の節目の手前では伸び悩みを見せた。酒造会社の貴州茅臺酒、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄、航空機部品メーカーの中国航発動力が買われた。
   
 香港ハンセン指数は続伸。インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が買われた。
   
 豪ASX200指数は続伸。決済サービス会社のアフターペイ、データセンターのネクストディーシー、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、鉄道貨物会社のオーリゾン・ホールディングス、石油製品メーカーのアンポル、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアムが買われた。

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