【海外市場の注目ポイント】米金融大手決算など

　日本時間午後８時４５分に米金融大手のバンク・オブ・アメリカの決算、同午後９時半に米金融大手のゴールドマン・サックスの決算が発表される。バンク・オブ・アメリカの１株当たりの利益に対する大方の予想は０．５５ドル、ゴールドマン・サックスの１株当たりの利益に対する大方の予想は７．３１ドルになっている。バンク・オブ・アメリカとゴールドマン・サックスの決算は直近２回続けて予想よりも良好だった。今回も同様の結果になれば、リスク選好ムードがさらに強まり、一段と円が売られる可能性がある。
　
　また、日本時間午後７時には１月の独ＺＥＷ景況感指数の発表や同２０日午前０時から米上院財政委員会においてイエレン氏の財務長官指名承認の公聴会が予定されている。１月の独ＺＥＷ景況感指数は、大方の予想が５９．４となっており、前月の５５．０を上回り、２カ月続けて上昇すると見込まれ、イエレン氏は、景気浮揚のために大規模な財政支出に前向きな見解を示すとみられている。
　
MINKABU PRESS