◆ “下攻め”先行も、最後は“巻き戻し”… - 103円前半
“ドル売り”が継続する中、欧州タイムにかけて静かに“102.713円”へと値を落としたドル円。
しかしながら「世界的な新型コロナ感染拡大(日:緊急事態宣言検討/独:ロックダウン延長予定/英:ロックダウン全土拡大)」等を背景に、次第にテーマは「新型コロナ感染拡大」へと移行していきました。
“リスク選好→リスク回避”にセンチメントが反転する中、米株式は“反落”、そして為替では“ドル買い(戻し)”が目立ちました。
ただ「ドル先安観」も根強いものがあり、“103.252円”で戻りが押さえられているのも、また事実といえます。
◆ いよいよ大一番 - 米上院・決選投票
「米ジョージア州上院選・決選投票」を控える本日は、昨日よりも“さらに神経質な展開”が想定されるところです。
仮に「民主党が2議席確保」ともなれば、“トリプルブルー→大規模な財政出動”へ意識が向く可能性は否めません。
そうなると“米利回り上昇/リスク回避”の同時進行にて、“株安/ドル買い戻し”が加速する可能性も否めないことになります。
ただし「1ポイント未満の大接戦」との見方が強い現状では、“様子見ムード”に包まれる可能性は否めない…?
そして結果が出るまでは、相応の時間がかかる…?
となれば“ドル売り先行→さらなる下攻め”も、一旦収束する…?
結果が出るまで「“上値は重い”が“下値も堅い”」を想定しつつ、目先は「米株安の波及具合(リスク選好 or リスク回避)」を注視したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.802(12/29高値、200月移動平均線)
上値4:103.732(日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:103.582(12/30高値、20日移動平均線)
上値2:103.447(12/28~1/4の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:103.314(1/4高値、日足・一目均衡表転換線、12/28~1/4の50%戻し水準)
前営業日終値:103.151(-1σ)
下値1:103.000(大台)
下値2:102.856(-2σ、ピボット1stサポート)
下値3:102.713(1/4安値)
下値4:102.458(ピボット2ndサポート)
下値5:102.231(12/17~12/28の161.8%返し、ピボットローブレイクアウト)
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