◆ やや“巻き戻し”も、“膠着”は変わらず… - 昨年末
“静かなドル売り”で終えるかに思えた昨年末でしたが、最終的には“巻き戻し”が優勢となりました。
ユーロドルが“押し戻される(1.23089ドル→1.22088ドル)”中、ドル円は“下げ渋り(102.993円→103.306円)”を見せています。
もっとも“上値の重さ”も変わっておらず、「方向感定まらず」から抜け出すことはありませんでした。
◆ 基本的には“様子見”だろうが…?
年明けのマーケットが注目しているのは、明日に予定される「米ジョージア州上院選・決選投票」と見られます。
このため“様子見ムード”に包まれる可能性が高く、「“上値は重い”が“下値も堅い”」という展開になりやすいと見るのが自然です。
しかし「民主党が2議席確保」というサプライズを演じれば、“トリプルブルー→大規模な財政出動”が意識されてもおかしくありません。
少なくともそうなる可能性がゼロではないだけに、“ドル売り”が先行する可能性も否めない…?
基本的には“様子見ムード→膠着”を想定しつつも、“ドル売り先行→さらなる下攻め”となる可能性は、頭の片隅に残しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.802(12/29高値、日足・一目均衡表基準線、200月移動平均線)
上値4:103.709(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:103.582(12/30高値、20日移動平均線)
上値2:103.507(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:103.429(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:103.284(-1σ)
下値1:102.083(ピボット1stサポート、12/31安値後の61.8%押し)
下値2:102.956(12/30-31安値、-2σ、大台)
下値3:102.869(12/17安値、ピボット2ndサポート)
下値4:102.770(ピボットローブレイクアウト)
下値5:102.231(12/17~12/28の161.8%返し)
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