環境関連として注目。
今年はESG投融資が急増した年となり、ESGに関連した債券やローンなどの投融資額は世界で7362億7900万ドル(約76兆1900億円)と19年から6割伸びた。
国や企業が脱炭素に向けて動き、必要な資金調達を急いでいる。
日本は欧州などに比べESG関連の資金調達で出遅れており、ある調査では、ESG債の発行体を所在地別にみると累計で欧州が45%、中国が20%を占め、日本は3%にとどまる。
遅れを取り戻すべく、菅義偉首相は50年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げた。
マーケットの動きも環境といったテーマに大きく舵が切られ、現状において溢れている投資マネーの大きな受け皿として幅広く関連株にマネーが向かっている。
21年は排出量を減らす設備の導入など日本企業のESG投資が一段と進む見通しで、環境関連株の一角として同社株にも資金が集まりそうだ。
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