◆ “巻き戻し”先行も…、“上値の重さ”は相変わらず…
『英国-EUが通商協議で合意(文言の最終チェック中)』との報道が流れたこともあり、昨日はNYタイムに“ポンド主導の揺れ動き”が見られました。
しかしそれを除けば「方向感定まらず」は続いており、わずかに値を落として引けたドル円(5.9pips安の103.545円)も、変動幅で見ると“30pips弱”に留まっています。
◆ 「流動性低下」が必至という状況下…?
クリスマスということもあり、「本日・明日の流動性(特に欧米勢)」は望むべくもありません。
こうした中で“相反する要因(リスク回避/選好要因)”を抱えることは、普通に考えれば“動意薄(膠着)”、しかし“些細な要因で急変動”となる可能性も残ることになります。
昨日は“長い下髭の陰線”を描いたものの、“(一昨日より)上値は切り下げ”/(17日より)下値は切り上げ”となっており、いわゆる「三角保ち合い」を形成しています。
テクニカル的には“膠着”を示唆する動きではありますが、“些細な要因で急変動”の可能性を考えれば…?
それでいて「ポジション調整」が入りやすいのは“ドル(売り)”よりも“ポンド(売り)”ということを考えれば、“ポンド買い戻し→ドル売り”となる可能性もある…?
後は「ヘッドラインが跳び出す順」ということになりますが、引き続き“下方向(ドル売り)”への警戒を強めておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:104.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:103.913(12/16高値、12/21高値、200月移動平均線、11/11~12/17の38.2%戻し水準、12/10~12/17の61.8%戻し水準)
上値3:103.814(日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:103.736(12/22高値)
上値1:103.647(12/23高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:103.545(日足・一目均衡表転換線、-1σ)
下値1:103.350(12/23安値、ピボット1stサポート)
下値2:103.250(12/21-22安値、12/17~12/21の61.8%押し水準、ピボット2ndサポート)
下値3:103.083(12/18安値、-2σ、12/17~12/21の76.4%押し、ピボットローブレイクアウト)
下値4:103.000(大台)
下値5:102.869(12/17安値)
最新人気記事
-
「機械」が19位にランクイン、牧野フへの「同意なきTOB」で波紋広... 12/30 12:21
-
「人工知能」が3位にランク、AI革命は早くも次のステージ「エージェ... 12/26 12:21
-
「大阪万博」が10位にランクイン、開催まであと107日<注目テーマ> 12/27 12:20
-
来週の株式相場に向けて=新春はAIビッグデータ&量子関連に刮目 12/30 17:30
-
明日の株式相場に向けて=「トヨタ・ファミリー」が株高驀進モードへ 12/26 17:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 07:54
-
-
今日 07:30