新興市場銘柄ダイジェスト:松屋R&Dは大幅に3日ぶり反発、ALiNKがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/12/17 16:21
<7077> ALiNK 2575 +500
ストップ高。同社が運用業務を受託した後に一時停止していた気象庁ホームページへのウェブ広告掲載について、再開に向けて準備を進めると発表している。再開日程は21年1月上旬の予定。気象庁の掲載基準に沿わない広告が確認されたため、9月16日から掲載を停止していた。今後は掲載基準に合致しているかを審査した上で、気象庁が点検した広告のみが掲載される方式に改める。

<4935> リベルタ 1630
公開価格(1200円)を76.7%上回る2120円で初値を付けた。会社設立は97年2月12日。主な事業は美容商品やトイレタリー商品、機能衣料商品などの企画販売。輸入腕時計の日本総代理店業務も手掛ける。20年12月期の営業利益予想は前期比96.8%増の2.63億円。主力のコスメジャンルが模倣品販売の排除や巣ごもり需要で伸長し、大幅増益を牽引すると見込んでいる。第3四半期累計の実績は2.70億円だった。

<4640> アンドール 517 +80
ストップ高。親会社のTCSホールディングス(東京都中央区)グループがアンドールとテクノ・セブン<6852>アイレックス<6944>に対し、TOB(株式公開買い付け)で完全子会社化すると発表している。TOB価格はアンドールが1株につき625円、テクノ・セブンが同2000円、アイレックスが同2100円。買付期間は17日から21年2月8日まで。テクノ・セブンとアイレックスもストップ高買い気配を唱えている。

<2488> 日本サード 795 +18
大幅に反発。人工知能搭載カメラの開発・販売を手掛けるアースアイズ(東京都港区)と医療・介護分野でのソリューション開発などで資本業務提携契約を締結すると発表している。第三者割当増資でアースアイズ株33株(持株比率1.5%)を取得する。取得価額は0.495億円。業務提携の第1弾として「病院、介護施設向けベッドサイド業務負荷軽減ソリューション」の共同開発を行う予定。

<3083> シーズメン 405 +80
ストップ高。衣料品製造・販売のスピックインターナショナル(東京都目黒区)の株式を取得し、完全子会社化すると発表している。同社親会社のTSIホールディングス<3608>から8万株(議決権所有割合100%)を取得する。取得価額は非開示。子会社化でスピックインターナショナルが所有するブランドや商品企画力、販売チャネルと自社とのシナジーを図る。

<7317> 松屋R&D 5990 +590
大幅に3日ぶり反発。新型コロナウイルス感染拡大で防護服(アイソレーションガウン)の供給が不足しているため、福井県大野市の本社内に製造ラインを設置したと発表している。防護服生産設備導入支援補助事業の補助金採択を受けたもので、ライン設置で供給体制を整える。防護服に加え、市場拡大が見込まれるメディカル部門の自動機の開発と製造にも注力するとしている。 <ST>
配信元: フィスコ

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