決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … パーク２４、ギフト、フジコーポ (12月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　パーク２４ <4666>
　20年10月期の連結最終損益は466億円の赤字(前の期は123億円の黒字)に転落したが、21年10月期は50億円の黒字に回復する見通しとなった。

★No.2　フジコーポ <7605>
　20年10月期の経常利益(非連結)は前の期比6.1％減の35.3億円になったが、従来予想の28.7億円を上回って着地。

★No.3　ギフト <9279>
　20年10月期の連結経常利益は前の期比50.0％減の5.1億円に落ち込んだが、21年10月期は前期比2.2倍の11.3億円に急拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4666> パーク２４ 　　東１　　 +9.62 　 12/15　本決算　　　　黒転
<7605> フジコーポ 　　東１　　 +1.32 　 12/15　本決算　　　　4.82
<9279> ギフト 　　　　東１　　 +1.19 　 12/15　本決算　　　120.70

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース