注目は大型株(バリュー株)の動きか
12月第一週(11/30~12/4)の投資主体者別売買動向が発表されました。
注目の外国人(海外)投資家は538億円の売り越しとなっており、4週続いていた買い越しがストップしました。
ただ現物株のみではまだ1559億円の買い越しとなっており、外国人投資家が売っているのは「先物」です。ですので、外国人投資家は日経平均株価が26500円を超えてきたあたりで、「現物は買うものの、先物をいったん売って様子をみよう」
と考えたのかもしれません。
現段階ではまだ米株も高値圏で推移しており上昇トレンドが崩れたわけではありませんし、日経平均株価も依然高値圏をキープしています。今の日経平均株価の足踏み状態は、「外国人投資家のヘッジ売り」が要因なのかもしれません。まだ外国人投資家が日本株を売っていると考えるのは時期尚早でしょう。
ただ、マザーズに関しては要注意です。チャートでは75日移動平均線を割り込み、下落トレンド入りの可能性も出てきています。
今のところ26週移動平均線の「1136ポイント」を上回っており、中長期的な上昇トレンドをなんとか保っていますが、ここからもう一段下がってくるとトレンド転換による投売りが出てくるかもしれません。このように今のところ「大型株好調、マザーズ下落」の相場が続いています。この傾向はもう少し続きそうです。
当面は大型株(特にバリュー株)に注目していきましょう。
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