上昇トレンドの鉄則とは・・・?
9日の日経平均株価が大きく上昇し再度年初来高値を狙える水準にまで位置してきました。いよいよ日経平均株価は27000円を超えてくるのでしょうか?
私はその可能性が高いと考えています。
日経平均株価は12月7日に高値26894円を付けた後、もみ合う展開となっており、その結果RSIなどのテクニカル指標をみると過熱感が薄れてきており、買いやすい状況が整いつつあります。
加えて米国ダウ指数、ナスダック指数が上場来高値を更新しており、米国株の地合いも好調です。
この2つの観点からみて「株価が上昇する条件が整いつつある」と私は考えています。
直近の株価下落リスクとしては、引き続き「世界的な新型コロナウイルスの感染再拡大」はありますが、英国でのワクチン接種が始まったように、時間の経過とともにこのリスクは薄れつつあるのではないかと考えています。
このように考えると、株価が上昇する要因に対し株価が下落する要因のほうが少なく、短期的な株価の上下はありそうですが日経平均株価は12月中に再度高値を更新し27000円を超えてくるのではないかと考えています。
一方、マザーズに関しては要注意です。
マザーズは10月に高値をつけたあと高値から10%ほど下の水準でもみ合う展開となっています。12月に関してはIPOが26社あり、個人投資家がIPOに申し込むための換金売りが需給に悪影響を与えそうです。逆にいえば1月は例年IPOが少なく、マザーズが上昇するとすれば1月の可能性が高そうだと考えています。
上昇相場でのトレードは「上昇トレンドにのる」のが鉄則です。12月は大型株の値動きに注目していきましょう。
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