◆ 「合意なきBrexit」で揺れ動くも… - 104円付近
「米追加経済対策」に具体的な進展は見られなかったものの、「合意なきBrexit」への懸念が昨日はマーケットを揺れ動かしました。
“ポンド急落”に伴う“ドル買い”を背景に、まず欧州タイムには“104.310円”へと上値を伸ばしました。
ただしこうした流れは早々に終了し、その後は“巻き戻し”が先行しました。
NYタイム中盤にかけて“103.917円”へ値を落としたのは、このためです。
もっともいずれも「決定打に欠く」となっており、「方向感定まらず」から抜け出すには至っておりません。
◆ 跳び出す順番で“動き出す方向性”は変わる…?
「米追加経済対策」「コロナワクチン接種(英国は本日から/米国も早ければ週内から)」という“リスク選好要因”に対し、「コロナ感染拡大(カリフォルニアは自宅待機/NYはレストラン等の規制強化)」「合意なきBrexit」という“リスク回避要因”…。
跳び出す順番で“動き出す方向性(上方向or下方向)”は変わると見られるものの、「方向感定まらず」から抜け出すというのはちょっと…?
「膠着」は継続、しかし「適度に振れる(揺れ動く)」と見ながら、臨機応変に対処したい局面と考えたいところです。
“200月移動平均線(本日は103.894円)”に近づくところでは買い拾い、そして“20日移動平均線(同104.308円)”に近づくところでは戻り売り(利益確定売り)を、基本としながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:104.653(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:104.530(12/3高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:104.424(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
上値2:104.310(12/7高値、20日移動平均線、12/2~12/3の61.8%戻し水準)
上値1:104.211(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:104.039(大台)
下値1:103.917(12/7安値、200月移動平均線、-1σ、ピボット1stサポート)
下値2:103.741(12/4安値)
下値3:103.651(11/18安値、12/3安値、ピボット2ndサポート)
下値4:103.430(-2σ、ピボットローブレイクアウト)
下値5:103.176(11/6-9安値)
最新人気記事
-
「機械」が19位にランクイン、牧野フへの「同意なきTOB」で波紋広... 12/30 12:21
-
「人工知能」が3位にランク、AI革命は早くも次のステージ「エージェ... 12/26 12:21
-
「大阪万博」が10位にランクイン、開催まであと107日<注目テーマ> 12/27 12:20
-
来週の株式相場に向けて=新春はAIビッグデータ&量子関連に刮目 12/30 17:30
-
明日の株式相場に向けて=「トヨタ・ファミリー」が株高驀進モードへ 12/26 17:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
-
今日 07:30
-
今日 07:30
-
今日 07:23