【注目】政府後押しの「脱ガソリン」銘柄や上値余地大の割安株など◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/12/07 12:00

◆菊水電子工業

電子計測器・電源機器メーカー。2030年代半ばに「脱ガソリン」を目指す目標が経産省から公表され、同社は来期以降「CASE」に注力するとしてEV関連銘柄として注目される。株価は12月3日から3営業日連続で続伸。節目の1000円から上値は重いものの、直近出来高が多く形成されており、まずは1050円~1100円を試す展開と見る。

◆松田産業

貴金属関連事業・環境関連事業・食品関連事業、3つの柱を中心とした事業を展開する。同社の資本政策として自社株買いを発表したことと、またレアアースの国際相場が急騰していることから貴金属がメイン事業である同社の業績向上が期待できる。先週は価格帯出来高が多い1700円~1900円近辺を突破し、本日は窓を開けて続伸し騰勢を強めている。目先は2000円を突き抜ければ上値が軽くなることが予想され、さらに高値が期待できそうだ。

◆ワイエイシイホールディングス

業界トップシェアを誇るハードディスク研磨技術で有名。また高度な生産・製造技術がウリで同設備も製造している。同社のPBRは0.6倍台とバーゲンセールに近い状態で注目株。EPS予想が拡大しており株価拡大余地が大きい。株価は本日朝方も高値をマーク。節目の1100円台で売りが出ているものの、上記の拡大余地から1200円台も視野に入れても良いのではないかと考える。

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配信元: 達人の予想