マーベルが下落 決算は予想範囲内 アナリストからはポジティブなコメントも=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/12/05 04:25
 半導体のマーベル・テクノロジーが下落。8-10月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想の範囲内だった。第4四半期の見通しについても予想範囲内となっている。同社のマーフィーCEOは発表資料で「我々のチームは、需要増への対応能力を制限している業界全体のサプライチェーンの問題からの影響緩和に取り組んでいる」と述べた。
 
 ただ、アナリストからはポジティブなコメントも出ている。「決算自体は概ね予想範囲内であり、来年の1株利益の上昇は見込めず、バリュエーションも高い。しかし、同社のクラウドと5Gへのエクスポージャーを考慮すると、テーマ的には来年に向けて好位置にある。きょうの株価は軟調な反応を示しているものの、回復する可能性が高い」と述べた。

(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.25ドル(予想:0.25ドル)
・売上高:7.50億ドル(予想:7.51億ドル)
・粗利益率(調整後):63%(予想:63%)

(11-1月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.25~0.33ドル(予想:0.28ドル)
・売上高:7.85億ドル±5%(予想:7.86億ドル)

(NY時間14:11)
マーベル・テクノロジー 43.31(-2.21 -4.86%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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