市場の流れを考える局面・・・
12月に入り上げ一服感が出てきた日経平均株価ですが、その一方で少し動き出してきたのが東証2部指数です。
過熱感が出てきた大型株から、まだ株価がコロナ前の水準にまで回復しておらず出遅れ感のある東証2部銘柄に注目が集まってきたのかもしれません。
東証2部に上場している企業は東証1部に上場している企業と比較し地味な事業内容な会社が多いため、投資家の注目度は低いのですが、今のように相対的に出遅れている銘柄を探す局面においてジワジワ注目を集める企業が多いのです。
株式市場の上昇局面においてはこのように、先行して上昇する市場や出遅れて上昇する市場があります。今回でいうと、
マザーズが上昇→マザーズ利益確定→日経平均株価上昇
→日経平均株価利益確定→東証2部上昇
といったように大きく上昇した市場が売られたタイミングで次の市場が買われるといったことがよくあります。
ですので上昇相場においては、「株価が上昇した!」と喜ぶだけでなく、「次はどの市場に資金が流入するのだろう?」と推測しておくことが大切でしょう。
ぜひこのタイミングで東証2部市場にも注目しておいてくださいね。
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