じもとＨＤ、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も実質17％減額

　じもとホールディングス <7161> が11月20日昼(12:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比49.7％増の14.1億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の21億円の黒字→15億円の赤字(前期は25.7億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は29.1億円の赤字(前年同期は16.2億円の黒字)に転落する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の16.5円→11.5円(前期は10→1の株式併合前で4円)に修正し、20年9月に実施した10→1の株式併合を考慮すると、実質16.7％減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比70.0％増の4.8億円に拡大した。

株探ニュース