日経平均株価30000円の大台はいつか【西村剛】

著者:西村剛
投稿:2020/11/17 18:13

今、考える2つの理由とは・・・

日経平均株価の好調が続いており、17日の終値で26000円の大台を回復しました。日経平均株価が終値で26000円の大台を回復したのは約29年ぶりとなります。
日経平均株価の上昇トレンドはいつまで続くのでしょうか?
私は長ければ来年5月くらいまで続いてもおかしくはないと考えています。
その理由としては2つあります。
ひとつめは過去の傾向です。過去の株価の傾向では、12月から5月にかけて日本株は上昇しやすい傾向が見られます。
ここから5月くらいまでは需給的に見ると日本株は買われやすい時期に入っており、今年も同様な展開になってもおかしくはないでしょう。
ふたつめは実体経済です。
今の相場はコロナからの回復期待によって上昇している相場です。
依然実体経済は回復し切ったと言い切るには程遠い状態ですが、コロナが深刻化してからちょうど1年のタイミングが来年の5月前後です。来年の経済が今よりひどい状況になる可能性もありますが、順当にいけば少なくとも今年の5月、6月と比較すると経済は回復しているのではないでしょうか。
コロナ深刻化からちょうど1年が経ち経済回復が顕著になったところで株価がピークをつけてもおかしくはないでしょう。今のところこのように考えていますが、あくまでも予想は予想です。どのように動くかは誰にもわかりません。
ただ・・・
・株価が上昇したらどのように対処しようか
・株価が急落したらどのように対処しようか
など、将来の行動は株価が動く前に考えておくことは出来るでしょう。ぜひ今の段階でしっかりと考えておいてくださいね。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想