電業社、今期経常を20％上方修正、配当も10円増額

　電業社機械製作所 <6365> [東証２] が11月13日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は0.2億円の赤字(前年同期は4.6億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の20.5億円→24.5億円(前期は18.3億円)に19.5％上方修正し、増益率が11.8％増→33.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.4％増の24.7億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の90円→100円(前期は85円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は0.6億円の黒字(前年同期は2.3億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.4％→1.5％に急改善した。

株探ニュース