エフティ後場急伸、21年3月期営業利益予想を上方修正◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/10 13:29
 エフティグループ<2763.T>が後場急伸している。午後1時ごろ、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を60億円から67億円(前期比7.1%増)へ、純利益を38億円から39億円(同0.1%増)へ上方修正したことが好感されている。

 7月にアレクソンの保有株式をNo.1<3562.T>に譲渡したほか、6月及び9月にアローズコーポレーションの保有株式をMBOにより譲渡したのに伴い、売上高は490億円から420億円(同8.5%減)に下方修正した。ただ、2社の株式譲渡益に加えて、法人ソリューション事業が堅調であることや、小売電力サービスの収益性が向上したことが利益押し上げに貢献した。なお、業績予想の修正に伴い、26円を予定していた中間配当を28円に引き上げ、年間配当予想を63円(従来予想61円、前期61円)とした。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高205億4400万円(前年同期比10.6%減)、営業利益40億900万円(同10.9%増)、純利益22億4900万円(同1.0%増)だった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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