ETF売買動向＝9日寄り付き、日経レバの売買代金は250億円と低調

　9日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比16.2％減の455億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.1％減の396億円となっている。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　日経２２５ <1369> 、上場インデックスファンド２２５ <1330> 、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> 、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> など19銘柄が新高値。ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> など21銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではマザーズ・コア上場投信 <1563> が4.09％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.78％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.74％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が3.48％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.16％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が292円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金250億6200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均320億6000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が68億2900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が18億2900万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が11億8500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が10億9800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が10億1500万円の売買代金となっている。

株探ニュース