名古屋電機、上期経常は8.9倍増益で上振れ着地、今期配当を10円増額修正

　名古屋電機工業 <6797> [名証２] が11月4日大引け後(15:40)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.9倍の9.2億円に急拡大し、従来の2.6億円の赤字予想から一転黒字で着地。
　通期計画の17億円に対する進捗率は54.4％に達し、さらに前年同期の5.9％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比53.3％減の7.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の25円→35円(前期は25円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比25倍の8.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.5％→20.6％に急改善した。

株探ニュース