フジ住宅が一時11%高、分譲住宅事業大幅増益で上期営業利益の進捗率99%

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/04 11:10
フジ住宅が一時11%高、分譲住宅事業大幅増益で上期営業利益の進捗率99%  フジ住宅<8860.T>が続急伸し一時、前日比58円(10.8%)高の594円に買われている。2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高565億5300万円(前年同期比10.6%増)、営業利益24億7000万円(同15.0%増)、純利益14億7400万円(同14.5%増)となり、通期予想の営業利益に対する進捗率が99%と高進捗率になったことが好感されている。

 分譲住宅セグメントで、大型分譲住宅用地として取得した兵庫県下の土地の一部を素地販売したことが牽引した。また、土地有効活用事業にリンクした賃貸物件の引き渡しに伴い管理物件の取り扱い件数が増加したことや、自社で保有するサービス付き高齢者向け賃貸住宅の棟数が増加したことも貢献した。

 なお、21年3月期通期業績予想は、今後、新規発売の大型分譲現場を対象とした価格引き下げなどの弾力的な売価設定を進める方針であるとして、売上高1190億円(前期比7.7%増)、営業利益25億円(同50.0%減)、純利益13億円(同57.9%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
770.0
(15:24)
-18.0
(-2.28%)