ツイッターに失望売り mDAUが100万人しか増えず=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/31 03:34
 ツイッターが大幅安。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益が予想を大きく上回ったほか、売上高も予想を上回った。広告収入も予想を上回り好調な決算ではあったものの、収益化可能な1日当たりアクティブユーザー数(mDAU)が1.87億人と100万人しか増えず、予想(1.95億人)を大きく下回ったことが失望売りにつながっている。

 市場はスポーツ中継の再開や米大統領選キャンペーンに伴い利用者が大きく増加するとの期待感を高めていたが、期待外れとなってしまった格好。

 10-12月(第4四半期)の見通しは示さなかったが、米大統領選を巡る不確実性がリスクになり得るとの認識を示した。「広告主の行動パターンがどう変化するか予測が難しい。」と説明した。

(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.19ドル(予想:0.05ドル)
・売上高:9.36億ドル(予想:7.80億ドル)
  広告収入:8.08億ドル(予想:6.66億ドル)
・収益化可能1日アクティブユーザー数(mDAU):1.87億人(予想:1.95億人)
・EBITDA(調整後):2.94億ドル(予想:1.63億ドル)

(NY時間14:23)
ツイッター 41.67(-10.76 -20.52%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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