丸大食、上期経常を赤字拡大に下方修正

　丸大食品 <2288> が10月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の3.5億円の赤字→5.9億円の赤字(前年同期は23.7億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の16億円(前期は31.1億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１.特別利益（負ののれん発生益）の計上について当社は、2020年５月12日に開示しました「トーラク株式会社の株式取得（子会社化）に関するお知らせ」に記載のとおり、2020年７月１日付けで同社の株式を取得し、連結子会社といたしました。これに伴い、2021年３月期第２四半期連結累計期間において、特別利益として負ののれん発生益997百万円を計上いたします。 ３.修正の理由2021年３月期第２四半期（累計）の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、売上高は前年同期実績を下回る見込みながら、前回予想を若干上回る見込みです。収益面におきましては、原材料等のコスト上昇やお客様の節約志向による価格競争激化などから、営業利益、経常利益は前回予想を下回る見込みです。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益（負ののれん発生益）の計上により前回予想を上回る見込みです。なお、通期の連結業績予想につきましては、現在精査中であり、2020年11月10日に予定しております第２四半期決算発表時にお知らせいたします。 ※上記の予想は、発表日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。