トーモク、上期経常を一転8%減益に下方修正、通期も減額

配信元:株探
投稿:2020/10/26 14:00
 トーモク <3946> が10月26日後場(14:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の24億円→15.9億円(前年同期は17.3億円)に33.5%下方修正し、一転して8.1%減益見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の77億円→74億円(前期は71億円)に3.9%下方修正し、増益率が8.3%増→4.1%増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.2021年3月期第2四半期(累計) 連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2020年9月30日) 2021年3月期第2四半期の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大による当社事業への影響が期初に想定した予想を超えて拡大し、すべての事業において前回公表予想を下回る見込みです。 住宅事業においては感染症拡大による工事の着工、施工の遅れにより一部の工事が下半期にずれ込み、売上高が減収となり、営業損益もマイナス幅が拡大する見通しであります。 段ボール事業では売上高は予想を下回る見通しでありますが、営業利益はコスト等の削減により予想並みに落着く見込みであります。 経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は予想を下回る見込みであります。 また、中間配当金につきましては、当初の予想の1株当たり20円を変更しておりません。2.2021年3月期通期 連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日) 2021年3月期通期業績予想につきましては、当第2四半期の業績動向等を踏まえ、今後新型コロナウイルス感染症による当社事業への影響が徐々に軽減されるものと予想しております。 住宅事業では第2四半期からずれ込んだ工事も漸次遅れを回復する見通しです。 全体としては当初の予想の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を下回る見込みでありますが、前期実績をいくらか上回る見通しです。  ※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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