本日のマザーズ先物は反発が予想される。22日の米国市場は、新規失業保険申請件数が減少し経済封鎖が始まった3月以降で最小となるなど、良好な経済指標を好感し上昇して寄り付いた。その後、追加経済対策を巡る不透明感から一時下落する局面もあったが、民主党のペロシ下院議長が合意に楽観的な見通しを示すと引けにかけて一段高となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は、米国市場が反発したことやナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。昨日は現物市場で外国人投資家の売り観測が流れていたことから、本日の9時以降に、この売りが続くかどうか、相場の方向性を見極めようと、現物株の寄り付き直後は小動きとなることが予想される。そのほか、三菱UFJモルガンスタンレー証券の荒木社長がグループ内の顧客情報を共有するデジタルプラットフォームを来年6月に稼働させる方針を明らかにしたと時事通信が報じている。このことで、企業のデジタル化が進展しているとの見方が高まることから、AIinside<4488>やフリー<4478>などデジタル化関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。本日の上値のメドは1280.0pt、下値のメドは1200.0ptとする。
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