長野計器、今期経常を一転46%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/10/22 15:00
 長野計器 <7715> が10月22日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の24.9億円→12.2億円(前期は22.5億円)に51.0%下方修正し、一転して45.9%減益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の7億円→3.2億円(前年同期は4.6億円)に53.0%下方修正し、一転して29.7%減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  前回連結業績予想発表時点においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が当社グループに及ぼす影響を合理的に算定することが困難な状況でしたが、最近の業績動向を踏まえて、以下の理由により当初業績予想を修正いたします。 第2四半期連結累計期間においては、圧力計事業、圧力センサ事業及び計測制御機器事業の各事業において、設備投資需要の景況悪化により産業機械業界向、プロセス業界向、油圧業界向の売上高が当初予想を下回る見込みとなり、また、第1四半期までは比較的堅調に推移した半導体業界向の売上高は、案件延期などの影響を受けて当初予想を下回る見込みです。さらに米国においては、原油安による設備投資抑制の影響が顕在化しており、当初予想を下回る見込みです。 ダイカスト事業においては、主要な取引先である自動車業界向の売上高が当初予想を下回る見込みとなりました。 費用面においては、経費削減等の諸施策を継続して実施してまいりますが、売上高減少の影響を補うまでには至らず、営業利益、経常利益及び親会社に帰属する当期純利益(四半期純利益)についても前回発表予想を下回る見込みです。 通期連結業績においても、新型コロナウイルス感染症による影響が一定期間継続すると見込まれるため、前回発表予想を下回る見込みです。 (注)本資料に記載しております予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績等は業況の変化等により、予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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