クオールHD、上期経常を2.6倍上方修正

配信元:株探
投稿:2020/10/22 12:00
 クオールホールディングス <3034> が10月22日昼(12:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の8億円→21億円(前年同期は36.1億円)に2.6倍上方修正し、減益率が77.9%減→41.7%減に縮小する見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の65億円(前期は80.2億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2.連結業績予想修正の理由2020年5月29日に公表いたしました2021年3月期第2四半期の業績予想について、当社は新型コロナウイルス感染症拡大による影響は9月まで継続し、10月以降回復すると想定しておりました。現状といたしましては、売上高は、保険薬局事業において、従来の水準に戻るに至っていないものの、7月以降外来診療の受診控えの回復が徐々に見られ当初計画を上回りました。医療関連事業は計画通りに進捗したことから、当第2四半期連結累計期間の売上高は期初予想を上回る見込みとなりました。利益については、保険薬局事業において、コスト適正化プロジェクトが一定の成果を上げたことに加え、医療関連事業では、専門領域MRの戦略的な配置等が進みCSO事業が好調に推移したことから、期初の予想を大幅に上回る見込みとなりました。なお、2021年3月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が不透明であることから、現時点での業績予想の変更はありません。今後の業績動向を踏まえ、修正が必要と判断される場合には、速やかに開示いたします。 当社は、新型コロナウイルス感染拡大のなか、社会になくてはならない医療提供施設として全国で切れ目のない医療サービスを通じてすべての人に健康と福祉を提供するため、事業環境の変化に応じて体制の見直しや、経営資源の再配分を適宜行っております。グループスローガン「あなたの、いちばん近くにある安心」のもと、すべての人のクオリティ・オブ・ライフの向上に今後も引き続き取り組んでまいります。※上記の見通しにつきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により見通し値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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