ゼンリン、上期経常を赤字縮小に上方修正

　ゼンリン <9474> が10月21日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の19億円の赤字→12.4億円の赤字(前年同期は0.6億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の17億円(前期は37億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期までの業績につきましては、オートモーティブ関連の受託案件や、マーケティングソリューション関連で取引先のイベントや販促活動の縮小などにより、売上高は前回発表予想値を下回る見込みであります。　一方、損益面につきましては、マーケティングソリューション関連の新規サービスに係る広告宣伝費等の費用が一部後倒しとなったことや、コロナ禍における営業活動の制約等により費用が減少した結果、利益は前回発表予想値を上回る見込みであります。　なお、通期の業績予想につきましては、現在精査中であり改めてお知らせする予定であります。（※）上述の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報により作成したもので、実際の業績値は、今後の様々な要因によって本予想数値と異なる結果となる可能性があります。