◆ 全くの“膠着(動意薄)” - ドル円
昨日は「米追加経済対策」「コロナワクチン実用化」への期待感を背景に、欧州タイムは“リスク選好→ドル売り”へと傾斜しました。
しかしNYタイム以降はその期待が萎んだこともあり、一転して“リスク回避→ドル売り”へとテーマがシフトしました。
この影響からポンドやユーロは“100pip”ほど動いたものの、「綱引き(ドル⇔円)」のドル円にとっては材料にはならず、変動幅は“わずか20pip”に留まりました。
◆ やはりポイントは「米追加景気対策の行方」か…?
昨日記したように、本日(20日)はペロシ下院議長が設定した「大統領選前の)米追加景気対策・合意期限」となります。
このため“続報”ならびに“思惑”にて揺れ動く展開には、十分に警戒しておく必要がありそうです。
現時点にて“合意の道筋”は見えていませんが、与野党と共に大統領選に向けた“後押し材料(目玉)”にしたいとの意向が見え隠れしているだけに、予断を許さないところです。
少なくとも“思惑”は台頭しやすいと考えれば、昨日のようなこと(わずか20pipの変動)にはならない…?
◆ 「雲の重なり」は何を意味するのか…?
“日足・一目均衡表先行スパン上限(本日は105.998円)”が幾分切り下がったことから、テクニカルは“同下限(105.985円)”とほぼ重なりました。
当該雲を“抵抗帯”と見るのであれば、抵抗力は“ほぼ無いに等しい”…?
「基本は膠着(レンジ内での揺れ動き)」は何ら変わらず、オーダー状況も「“105.50-60円”のドル売り VS “105.20-00円”のドル買い」の攻防は続いている格好ですが、やはり「そろそろ動き出す」には備えておきたいところです。
個人的には“上方向(上抜け)”を期待しながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:106.107(10/8高値)
上値4:105.998(日足・一目均衡表先行スパン上限/下限、+2σ、大台)
上値3:105.731(10/12高値、50日移動平均線、+1σ、10/8~10/15の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:105.624(10/13高値、日足・一目均衡表転換線、10/8~10/15の50%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:105.513(10/14-15高値、10/19高値、20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:105.423
下値1:105.300(10/19安値、ピボット1stサポート、-1σ)
下値2:105.190(10/16安値、ピボット2ndサポート)
下値3:105.114(ピボットローブレイクアウト)
下値4:105.034(10/15安値、日足・一目均衡表基準線、大台、-2σ)
下値5:104.933(10/2安値)
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