概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、欧米市場の下落が警戒
配信元:フィスコ
投稿:2020/10/16 09:45
【ブラジル】ボベスパ指数 99054.06 -0.28%
15日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比280.37ポイント安(-0.28%)の99054.06で取引を終了した。99485.5から97778.3まで下落した。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。欧米市場の下落が警戒され、ブラジル株への売りも広がった。また、欧州で新型コロナウイルス感染者数の急増も第2波の到来懸念を強めた。一方、資源の一角に買いが広がったことが指数を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 2817.29 -1.36%
15日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比38.79ポイント安(-1.36%)の2817.29で取引を終了した。2850.11から2803.90まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州で新型コロナウイルス感染者数の急増を受けて第2波への懸念が再び高まっている。それに伴う規制の強化が世界経済に再び悪影響を与えると警戒されている。また、欧州市場の下落なども売りを加速させた
【インド】SENSEX指数 39728.41 -2.61%
15日のインドSENSEX指数は11日ぶりに反落。前日比1066.33ポイント安(-2.61%)の39728.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同290.70ポイント安(-2.43%)の11680.35で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。両指数とも前日まで10日続伸しており、足元での高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。また、海外市場の下落も売りを加速させた。
【中国本土】上海総合指数 3332.18 -0.26%
15日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.60ポイント安(-0.26%)の3332.18ポイントと続落した。
中国物価統計の内容が嫌気される流れ。朝方発表された統計では、企業活動の目安となる生産者物価指数(PPI)が2.1%下落し、予想(-1.8%)を超えてマイナス率が拡大した。前日公表された金融統計の上振れを好感した買いが入ったものの、上値は重く、指数は後場途中から再びマイナス圏に沈んだ。直近の経済指標が強弱感の対立する内容となるなか、週明け19日に報告される各種統計(9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期GDP成長率)を見極めたいとするスタンスが強まっている。
<CS>
15日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比280.37ポイント安(-0.28%)の99054.06で取引を終了した。99485.5から97778.3まで下落した。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。欧米市場の下落が警戒され、ブラジル株への売りも広がった。また、欧州で新型コロナウイルス感染者数の急増も第2波の到来懸念を強めた。一方、資源の一角に買いが広がったことが指数を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 2817.29 -1.36%
15日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比38.79ポイント安(-1.36%)の2817.29で取引を終了した。2850.11から2803.90まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州で新型コロナウイルス感染者数の急増を受けて第2波への懸念が再び高まっている。それに伴う規制の強化が世界経済に再び悪影響を与えると警戒されている。また、欧州市場の下落なども売りを加速させた
【インド】SENSEX指数 39728.41 -2.61%
15日のインドSENSEX指数は11日ぶりに反落。前日比1066.33ポイント安(-2.61%)の39728.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同290.70ポイント安(-2.43%)の11680.35で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。両指数とも前日まで10日続伸しており、足元での高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。また、海外市場の下落も売りを加速させた。
【中国本土】上海総合指数 3332.18 -0.26%
15日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.60ポイント安(-0.26%)の3332.18ポイントと続落した。
中国物価統計の内容が嫌気される流れ。朝方発表された統計では、企業活動の目安となる生産者物価指数(PPI)が2.1%下落し、予想(-1.8%)を超えてマイナス率が拡大した。前日公表された金融統計の上振れを好感した買いが入ったものの、上値は重く、指数は後場途中から再びマイナス圏に沈んだ。直近の経済指標が強弱感の対立する内容となるなか、週明け19日に報告される各種統計(9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期GDP成長率)を見極めたいとするスタンスが強まっている。
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