新興市場銘柄ダイジェスト:ブロッコリーは急騰、グローバルWがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/10/12 15:58
<6027> 弁護士コム 14080 +280
上場来高値。官公庁及び地方自治体向けに行政手続きのデジタル化推進を支援する「デジタル・ガバメント支援室」を新設したと発表。菅政権が全省庁を対象にデジタル化を阻む規制を見直す意向を表明したことに加え、自治体で押印義務の廃止が進んでいることを受けた措置。これまでの電子契約の運用コンサルティングの実績を活かし、官公庁・地方自体向けのプログラムを開始する。

<2706> ブロッコリー 1875 +299
急騰。前週末の引け後に21年2月期上期決算を発表している。営業利益は前年同期比82.0%増の6.2億円と大幅増益で着地、昨年公開した「劇場版うたの☆プリンスさまっ♪」の収益配分が寄与したほか、関連グッズが伸びた。また、他社ライセンスフィギュアが好調だったことも増益に貢献した。据え置きの通期計画に対する進捗率は68.9%。

<6182> ロゼッタ 3535 +105
大幅反発。VR開発を手掛けるSynamon(東京都品川区)と資本業務提携を行うと発表。SynamonはVR空間上に複数人接続可能なバーチャルビジネスプラットフォーム「NEUTRANS BIZ」を提供しており、同社のVR技術を国境・言語・文書フリーの「VRオフィス」の開発などに応用する。ロゼッタはSynamon株を取得するが、取得価額は非公表。出資比率は主要株主に該当しない程度という。

<3936> グローバルW 1950 +400
ストップ高。スイス子会社のTimeTicket GmbHがプロのesports選手やファン同士でゲームを楽しめる「eSportStars」のリリースを発表。トーナメントに参加するプロとファンとのゲーム対戦を実現し、入賞者には賞金が授与される。実況や解説も動画で配信する。また、利用頻度に応じて仮想通貨「タイムコイン」が報酬として付与される「eスポーツマイニング」を実装する予定という。

<3490> アズ企画設計 1583 +500
ストップ高比例配分。前週末の引け後に21年2月期上期決算を発表、累計営業損益は0.32億円の赤字(前年同期実績は0.91億円の赤字)となっている。第1四半期時点では0.85億円の赤字であったことから6-8月期は黒字に浮上する形に。中古物件を購入してリノベーションした上で売却する不動産販売事業が好調で黒字に転換したことが寄与した。

<4434> サーバーワークス 6990 -290
大幅反落。21年2月期の営業利益を従来予想の4.17億円から3.92億円(前期実績4.17億円)に下方修正している。クラウドインテグレーションでプロジェクト見送りや受注規模の縮小などが響くもよう。一方で、投資有価証券売却益2.46億円を特別利益に計上することから、純利益は従来予想の3.06億円から4.48億円(同3.33億円)に増額。また、東証本則市場の変更申請を20年度中を目標に行うという。 <ST>
配信元: フィスコ

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