株価指数先物【昼のコメント】権利行使価格2万3125円接近ならNTロングのポジションを積み増し

配信元:株探
投稿:2020/10/02 12:14

 日経225先物は11時30分時点、前日比100円安の2万3210円(-0.42%)前後で推移している。寄り付きは2万3320円とシカゴ先物清算値(2万3335円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後には2万3350円を付けているが、概ね2万3300円を挟んでこう着が続く中、前場半ば辺りから弱含み、一時2万3190円まで下げ幅を広げている。

 日経225先物は昨日の高値水準を突破することができず、戻り待ちの売り圧力に押された形である。ただし、下値についても昨日の水準でもあるため、基本的にはレンジ相場が継続していることになろう。グローベックスの米株先物はNYダウが70ドル安程度で推移しているほか、昨日の全銘柄取引停止による影響も見極めたいところであろう。

 なお、前引けのTOPIXは0.53%の下落であり、後場は日銀のETF買い入れに伴う需給面での下支えが意識されやすい。そのため、日経225先物は25日移動平均線を支持線に、5日移動平均線を挟んでこう着が続こう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.30まで上昇しており、上値抵抗として意識されている25日移動平均線を捉えている。そのため、NTロングによるスプレッド狙いのスタンスを継続。また、権利行使価格2万3125円に接近する場面があれば、NTロングのポジションを積み増したいところである。

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