外為サマリー:1ドル105円50銭前後で推移、模様眺めムード強く戻り限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/01 10:32
外為サマリー:1ドル105円50銭前後で推移、模様眺めムード強く戻り限定的  1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=105円50銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 9月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円48銭前後と前日に比べ20銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米株式相場の上昇を手掛かりに105円74銭まで強含む場面もあったが、月末・四半期末に伴うポジション調整売りに押されるかたちで一時105円40銭まで軟化した。

 中国市場がきょうから8日まで国慶節で休場となるほか、あす2日に米9月雇用統計の発表を控えていることもあり、東京市場は模様眺めムードが広がるなかでスタートした。ただ、前日のNY市場の安値水準では底堅さをみせ、午前9時50分過ぎには一時105円54銭まで値を戻した。なお、日銀は朝方に9月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表。全規模・全産業の20年度の想定為替レートは、6月調査の107円87銭から107円34銭とドル安・円高方向に修正された。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1718ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=123円63銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。


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