概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、景気期待で下値は限定

配信元:フィスコ
投稿:2020/10/01 10:25
【ブラジル】ボベスパ指数 94603.38 +1.09%
30日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1023.03ポイント高(+1.09%)の94603.38で取引を終了した。93584.1から95340.1まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米中経済指標の好転が世界景気の先行き不安をやや緩和させた。また、連日の下落で値ごろ感が強まったほか、米株高も買い安心感を与えた。

【ロシア】MICEX指数 2905.81 +1.05%
30日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比4.31ポイント安(-0.15%)の2905.81で取引を終了した。2920.03から2893.80まで下落した。

小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。翌日に9月のマークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)に発表される予定となり、神経質な展開になった。また、欧州市場の下落も足かせに。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。

【インド】SENSEX指数 38067.93 +0.25%
30日のインドSENSEX指数は強含み。前日比94.71ポイント高(+0.25%)の38067.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.15ポイント高(+0.22%)の11247.55で取引を終えた。

売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。インド準備銀行(中央銀行)はワクチン開発・製造企業への貸出金利の優遇を検討していると報じられている。また、準備銀は地方政府の財政難を克服させるため、地方債の発行期限を6カ月間延長したほか、発行市場の追加なども検討しているという。

【中国本土】上海総合指数 3218.05 -0.20%
30日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.31ポイント安(-0.20%)の3218.05ポイントと反落した。

大型連休を前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす10月1日、国慶節連休(本土市場は10月1-8日休場、香港は1-2日休場)がスタートする。欧州や米国で新型コロナウイルス感染が再び拡大傾向を示すなか、中国でも長期休暇中の感染増が警戒された。ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直しが意識され、指数は小高く推移する場面がみられている。朝方公表された9月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は、市場予想以上に前月から改善した。これより先、国家統計局が発表した8月の全国工業企業・利益総額は前年同月比で19.1%増加。プラス成長は4カ月連続となっている。


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