反発、米国の追加景気対策に期待=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/09/29 05:36
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=40.60(+0.35 +0.87%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.35~0.36ドル高。その他の限月は0.11ドル安~0.37ドル高。

 米景気対策の成立期待がやや高まったことが相場を押し上げた。コロナショック後の追加景気刺激策について民主党と共和党の溝は深く、協議は難航しているものの、週末に民主党のペロシ下院議長がムニューシン米財務長官と追加対策で合意できる可能性はあるとの見方を示したことが相場を押し上げた。米金融当局者は景気回復のために追加の財政支援が必要であると繰り返しており、景気対策が待ち望まれている。

 時間外取引で11月限は39.78ドルまで弱含んだが、通常取引開始を控えてプラス圏に浮上した。通常取引が始まると再び売りが強まり、マイナス圏に押し戻される場面はあったものの、買いが盛り返すと40.80ドルまで上げた。

MINKABU PRESS

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