アークランド、上期経常を35％上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額

　アークランドサカモト <9842> が9月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の60億円→81.2億円(前年同期は56億円)に35.4％上方修正し、増益率が7.1％増→45.0％増に拡大し、従来の2期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の110億円→132億円(前期は103億円)に20.1％上方修正し、増益率が5.8％増→27.1％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年２月期第２四半期累計期間の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止需要と外出自粛による巣ごもり商品のニーズ取込みにより好調に推移したため、前回公表いたしました業績予想を上回る見込みとなりました。　通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響等先行き不透明な経済情勢を踏まえ、当初の下半期の計画を据え置いた上で上記のとおり修正いたします。　なお、当第２四半期連結会計期間において公開買付けにより株式会社ＬＩＸＩＬビバの株式を取得し、2020年11月末を目途に完全子会社化することを予定しておりますが、本件に伴う影響は今回公表の予想値には織り込んでおりません。　具体的な数値が明らかになり次第、速やかに公表いたします。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績が記載の予想数値と異なる可能性があります。