<動意株・27日>(前引け)=ソフトMAX、ウシオ電、テラスカイ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/27 11:32
<動意株・27日>(前引け)=ソフトMAX、ウシオ電、テラスカイ  ソフトマックス<3671.T>=急伸。76円高の929円まで上値を伸ばし、中長期トレンドの分水嶺である75日移動平均線を上抜くとともに、日足一目均衡表の雲抜けも果たした。同社は医療情報システム開発分野に展開、Web型電子カルテに強みを有するほか、会計システムなども手掛け、医療ICT関連の一角として人気素地を持つ。電子カルテ導入が遅れる中規模病院向けで拡販を進め、今後の市場開拓余地も大きいとみられている。ここエムスリー<2413.T>ケアネット<2150.T>など医療系IT株が株価を大きく変貌させており、同社は出遅れ修正狙いの買いが流入している。

 ウシオ電機<6925.T>=急速人気化。同社は世界トップの産業ランプメーカーだが、紫外線殺菌やウイルス不活性化の光源開発などで注目されている。そうしたなか、26日取引終了後、東芝ライテック(神奈川県横須賀市)と業務提携し、紫外線除菌・ウイルス抑制装置を共同開発することを発表した。これを材料視する買いを呼び込む形となっている。

 テラスカイ<3915.T>=一時ストップ高。同社はクラウド導入支援ビジネスなどを展開、米セールスフォース・ドットコムのシステムを主軸としており、足もとの業績も絶好調だ。21年2月期第1四半期(3~5月)は営業利益が前期比倍増の3億2100万円と高変化をみせた。前日の米国株市場ではダウ平均に新規採用されるセールスフォースが26%高という急騰劇を演じた。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にクラウド関連の需要が加速しており、セールスフォースの20年5~7月期業績も最終利益が前年同期比29倍という驚異的な伸びをみせており、テラスカイもセールスフォース関連の有力株としてマーケットの熱視線が向けられている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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