藤久がカイ気配スタート、「継続企業の前提に関する注記」の記載解消と株式分割を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/21 09:20
藤久がカイ気配スタート、「継続企業の前提に関する注記」の記載解消と株式分割を好感  藤久<9966.T>がカイ気配スタートとなっている。20日の取引終了後、20年6月期決算短信で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したと発表したほか、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割するとあわせて発表しており、これらが好感されている。

 同社は、17年6月期に営業損失及び当期純損失を計上し、以降3期連続で営業損失及び当期純損失を計上したことなどから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在すると記載していたが、この日発表の20年6月期単独決算で、売上高223億4900万円(前の期比18.0%増)、営業利益8億8300万円(前の期15億3200万円の赤字)、最終利益2億8200万円(同29億1900万円の赤字)と、4期ぶりの営業黒字を達成。21年6月期も売上高211億8500万円(前期比5.3%減)、営業利益9億1100万円(同3.2%増)、最終利益6億円(同2.1倍)と増益を見込み収益力の改善が見込まれることから、記載を解消するという。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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