ナノキャリア<4571>は13日、国内開発権および販売権を導入した遺伝子治療薬VB-111について、米国を中心に実施中のプラチナ抵抗性卵巣がんを対象とした第3相臨床試験に関し、2回目の第3者委員会による中間解析が行われ、満場一致で試験の継続が勧告されたことを、導入元であるVBL Therapeuticsが発表した。
プラチナ抵抗性卵巣がんの第3相臨床試験において、中間解析で試験参加者の50%以上に高い奏効率が認められている。同社は、VB-111の国内開発に向け、遺伝子治療薬を取り扱うために必要となるカルタヘナ法に基づく第一種使用規程の承認を取得済みであり、引き続き、国際共同第3相臨床試験に国内を参加させるための規制当局との相談を進める。
VB-111は、腫瘍血管内皮細胞のアポトーシスを誘導し、腫瘍免疫を惹起する2つのメカニズムを有する治療薬。静脈注射による全身投与型の製剤で、固形がんを対象に適応疾患を拡大する可能性を有している。海外では、再発悪性膠芽腫および大腸がんを対象とした開発も進められている。同社は引き続き、同製品の海外でのVB-111の開発動向を見極めながら国内開発を進めていく考え。
同社は、オープンイノベーションを活用した自社技術の強化と並行し、製品化に近い後期ステージの最先端技術の導入を進めており、国内患者への貢献を目指すとともに早期開発による経営基盤強化を狙う。
<NB>
プラチナ抵抗性卵巣がんの第3相臨床試験において、中間解析で試験参加者の50%以上に高い奏効率が認められている。同社は、VB-111の国内開発に向け、遺伝子治療薬を取り扱うために必要となるカルタヘナ法に基づく第一種使用規程の承認を取得済みであり、引き続き、国際共同第3相臨床試験に国内を参加させるための規制当局との相談を進める。
VB-111は、腫瘍血管内皮細胞のアポトーシスを誘導し、腫瘍免疫を惹起する2つのメカニズムを有する治療薬。静脈注射による全身投与型の製剤で、固形がんを対象に適応疾患を拡大する可能性を有している。海外では、再発悪性膠芽腫および大腸がんを対象とした開発も進められている。同社は引き続き、同製品の海外でのVB-111の開発動向を見極めながら国内開発を進めていく考え。
同社は、オープンイノベーションを活用した自社技術の強化と並行し、製品化に近い後期ステージの最先端技術の導入を進めており、国内患者への貢献を目指すとともに早期開発による経営基盤強化を狙う。
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