ピーバンドットコム<3559>は12日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比5.3%減の4.52億円、営業利益が同26.1%減の0.40億円、経常利益が同26.3%減の0.41億円、四半期純利益が同28.0%減の0.27億円となった。
同社は、新型コロナウイルス感染症の感染リスク低減のため全社テレワークへ移行するなどの対策を実施したうえで、プリント基板の受発注業務をウェブ上で完結できる独自のシステムにより、平常時と同水準の稼働率を維持し、事業活動を継続した。新規顧客獲得のための活動として、P板.comサービス導入セミナー、各種技術セミナーを、オフラインからオンラインに切り替えて開催した。例年多くの新規ユーザーと接点を得る電子業界の展示会への出展機会を失ったことがユーザー登録数の伸長に影響したが、オンラインセミナーの開始によって、地方の潜在顧客との交渉機会が増加しており、インターネット環境さえあれば注文可能なEC事業の今後の利用拡大に期待を寄せる。ユーザー登録数は前期末57,403名から58,319名(前期末比1.1%増)となった。また、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動停滞の影響を受ける一方、昨年末に正式リリースした電子機器の一括受託を行う「P板.com EMS」の本格稼働に向けて、専門人員を採用し、安定した財政基盤を背景に、事業成長のための新たな基盤構築に向けた投資を行った。
2021年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比1.9%増の21.73億円、営業利益が同1.6%増の2.50億円、経常利益が同10.2%増の2.55億円、当期純利益が同57.0%増の1.75億円とする期初計画を据え置いている。
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同社は、新型コロナウイルス感染症の感染リスク低減のため全社テレワークへ移行するなどの対策を実施したうえで、プリント基板の受発注業務をウェブ上で完結できる独自のシステムにより、平常時と同水準の稼働率を維持し、事業活動を継続した。新規顧客獲得のための活動として、P板.comサービス導入セミナー、各種技術セミナーを、オフラインからオンラインに切り替えて開催した。例年多くの新規ユーザーと接点を得る電子業界の展示会への出展機会を失ったことがユーザー登録数の伸長に影響したが、オンラインセミナーの開始によって、地方の潜在顧客との交渉機会が増加しており、インターネット環境さえあれば注文可能なEC事業の今後の利用拡大に期待を寄せる。ユーザー登録数は前期末57,403名から58,319名(前期末比1.1%増)となった。また、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動停滞の影響を受ける一方、昨年末に正式リリースした電子機器の一括受託を行う「P板.com EMS」の本格稼働に向けて、専門人員を採用し、安定した財政基盤を背景に、事業成長のための新たな基盤構築に向けた投資を行った。
2021年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比1.9%増の21.73億円、営業利益が同1.6%増の2.50億円、経常利益が同10.2%増の2.55億円、当期純利益が同57.0%増の1.75億円とする期初計画を据え置いている。
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