ＤＩＣ、今期経常を一転24％減益に下方修正、配当も10円減額

　ＤＩＣ <4631> が8月11日昼(12:30)に決算を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比18.1％減の155億円に減り、従来の0.0％増益予想から一転して減益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の440億円→315億円(前期は413億円)に28.4％下方修正し、一転して23.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比28.5％減の159億円に減る計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の110円→100円(前期は100円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比33.1％減の72.6億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.3％→4.9％に悪化した。

株探ニュース