特殊陶、非開示だった今期税引き前は23%減益、未定だった配当は20円減配

配信元:株探
投稿:2020/08/06 16:30
 日本特殊陶業 <5334> が8月6日大引け後(16:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比78.4%減の31.9億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結税引き前利益が前期比23.4%減の343億円に減る見通しを示した。
 同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結税引き前利益が92億円となる見通しを示した。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を25円(前年同期は35円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も25円実施する方針とした。年間配当は前期比20円減の50円に減配となる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の14.9%→2.2%に急低下した。

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