リックス、非開示だった今期経常は57%減益、未定だった配当は30円減配

配信元:株探
投稿:2020/08/06 11:00
 リックス <7525> が8月6日午前(11:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比40.1%減の3.1億円に落ち込んだ。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比57.0%減の11.7億円に落ち込む見通しを示した。
 同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比53.8%減の6億円に落ち込む見通しを示した。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を15円(前年同期は30円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も15円実施する方針とした。年間配当は前期比30円減の30円に減配となる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の4.9%→3.2%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による事業活動への影響を合理的に算定することが困難であることから未定としておりましたが、国内における緊急事態宣言の解除ならびに海外における経済活動の動きも見え始めていることから、当第1四半期の実績及び受注状況をふまえ、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき連結業績予想を算定いたしましたので公表いたします。 今後の見通しにつきましては、経済活動は再開されつつありますが、新型コロナウイルス感染症の早期終息は見込めないことから、当期については現在の状況が継続することを想定しています。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、鉄鋼業界や自動車業界など主要顧客業界において生産量の減少、設備投資の削減などの動きがみられ、売上高も減少する見込みです。利益面においても、経費削減等の対応を行いますが売上高減少の影響が大きく、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期比減益を予想しています。※ 上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後  の様々な要因により異なる可能性があります。

  当社は、株主への利益還元を重要な課題のひとつに考えて事業の経営にあたっており、財務体質強化のための内部留保を確保しつつ、安定配当を継続し、かつ業績に応じた適正な利益配分を行うことを基本方針としております。配当につきましては1株あたり7円を安定配当としつつ、個別配当性向30%を目標として経営成績に応じた配当を実施しております。 この方針及び当期の業績予想を勘案し、当期の配当は中間配当1株あたり15円、期末配当1株あたり15円、合計1株あたり30円を予定しております。
配信元: 株探

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