外為サマリー:一時1ドル105円40銭台に軟化、ユーロは堅調地合いを維持
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=105円53銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。
5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円60銭前後と前日に比べ10銭強のドル安・円高で取引を終えた。市場予想を大きく下回った米雇用指標を受けて一時105円32銭まで軟化したが、米7月ISM非製造業景況感指数が好内容だったことが分かると下げ渋る動きとなった。
とはいえ、米景気の先行き不透明感がくすぶるなか上値では戻り売りが出やすく、東京市場は冴えない相場展開。日経平均株価が続落して始まったことも影響し、午前9時10分過ぎには105円46銭をつける場面があった。その後、日経平均株価はプラス圏に浮上したがドル円相場の反応は限定的で、追加経済対策を巡る米議会の議論の行方を見極めたいなどとする向きが多いようだ。一方、米国に比べた欧州の景気の底堅さが意識されるかたちで、ユーロは堅調な地合いが続いている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1878ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0060ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=125円36銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円60銭前後と前日に比べ10銭強のドル安・円高で取引を終えた。市場予想を大きく下回った米雇用指標を受けて一時105円32銭まで軟化したが、米7月ISM非製造業景況感指数が好内容だったことが分かると下げ渋る動きとなった。
とはいえ、米景気の先行き不透明感がくすぶるなか上値では戻り売りが出やすく、東京市場は冴えない相場展開。日経平均株価が続落して始まったことも影響し、午前9時10分過ぎには105円46銭をつける場面があった。その後、日経平均株価はプラス圏に浮上したがドル円相場の反応は限定的で、追加経済対策を巡る米議会の議論の行方を見極めたいなどとする向きが多いようだ。一方、米国に比べた欧州の景気の底堅さが意識されるかたちで、ユーロは堅調な地合いが続いている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1878ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0060ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=125円36銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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