アトミクス、今期経常を一転11％増益に上方修正

　アトミクス <4625> [ＪＱ] が8月5日後場(14:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の2億2000万円→4億9000万円(前期は4億4000万円)に2.2倍上方修正し、一転して11.4％増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の2400万円→2億円(前年同期は1億7200万円)に8.3倍上方修正し、一転して16.3％増益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回発表時において懸念していました、新型コロナウイルスによる影響は予想よりも小さく、民間企業の設備投資は減少しているものの、公共工事は一部遅れが発生していますが予定されている工事は大きな問題なく実行されているため道路塗料製品の売上が伸張し、また、「巣ごもり需要」という新たな需要により家庭塗料関連製品の売上が伸張しています。利益においては、ナフサ由来の原料価格が想定以下で推移していること、営業活動の自粛等による経費抑制が利益向上の後押しとなっています。一方、新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せない中、各地での集中豪雨等による災害も重なる状況となっており、より一層経営活動の縮小が懸念され厳しい状況が続くものと予想しています。以上の状況を勘案し、第２四半期及び通期の業績予想を上記の通り修正します。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。