◆ “ドル売り”加速も、一転して“買い戻し” - 105円→104円前半→106回復
前日の流れそのままに、先週末も“ドル売り”が進行しました。
ユーロドルは“1.19ドル台(1.19081ドル)”へと駆け上がり、そしてドル円は“104.182円”へと続落しました。
ただしその後は「(週末・月末に伴う)利益確定」をキッカケに、“壮絶な買い戻し”へと転じました。
ユーロドルは“150pips弱”の急反落を演じ、そしてドル円は“180pips(1円80銭)強”の急反発を伴って“106円回復”を示現しています。
◆ 「相応のドル売りが捕まった…?」
“突っ込み売り”は想定外でしたが、その分だけ“巻き戻し(買い戻し)”が強烈に入った格好といえます。
ただファンダメンタルズは「(この週末で)それほど変わっていません」ので、単なる「利益確定」と考えるのであれば、“戻り売り”が再び囃されてもおかしくないということになります。
しかし前記“突っ込み売り”は「ドル買いポジションの投げ売り」を誘い、少なからず「ドル売りポジションの構築」に寄与したと見るのが自然です。
つまり今回の動き(急落→急反発)では、「相応のドル売りが捕まった…?」
「大陽線」が描かれていることを考えれば、テクニカル的にも“さらなる反発”への期待が高まるところです。
“6/5~7/31の38.2%戻し(106.346円)”辺りが目先の上値メドとして意識されそうではありますが、突破できれば“7/1~7/31の61.8%戻し(106.642円)”を経て、少なくとも“7/24高値(106.872円)”辺りまでは…?
“戻り売り”を警戒しながらにはなりますが、十分に期待できる局面と考えたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:106.642(7/1~7/31の61.8%戻し、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
上値4:106.533(20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値3:106.346(6/5~7/31の38.2%戻し)
上値2:106.172(7/1~7/31の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
上値1:106.000(大台)
前営業日終値:105.903
下値1:105.734(日足・一目均衡表転換線、-1σ)
下値2:105.608(7/31安値後の23.6%押し)
下値3:105.336(7/31安値後の38.2%押し)
下値4:105.116(7/31安値後の50%押し)
下値5:105.000(大台)
最新人気記事
-
明日の株式相場に向けて=10兆円国策支援でAI関連が再始動へ 11/12 17:30
-
「人工知能」が3位、石破首相が半導体やAIに10兆円の公的支援表明... 11/12 12:21
-
日産自が急騰し上昇率20%超、エフィッシモ系の株式保有の思惑で◇ 11/12 14:18
-
明日の株式相場に向けて=「トリプルレッド」で超円安のパラドックス 11/11 17:30
-
「仮想通貨」が3位にランクイン、トランプ次期米大統領の強力支援で注... 11/11 12:20
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 09:05
-
-
今日 09:02
-
今日 09:01