JSPが一時11%高、21年3月期営業利益を32億円に上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/03 09:38
 JSP<7942.T>は4日ぶりに反発し、一時前日比11.0%高の1518円に買われた。前週末7月31日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を30億円から32億円(前期比37.1%減)へ上方修正したことが好感されている。

 売上高は1050億円から1000億円(同11.8%減)に下方修正した。第2四半期累計期間では、国内で主に食品容器用発泡ポリスチレンシートや土木資材用発泡ポリスチレンが比較的好調に推移し、海外では発泡ポリプロピレンの販売が想定していた低迷から早期に回復軌道に乗り始めているものの、通期では前年並みの販売数量まで回復しない見通し。ただ利益面では、固定費の削減などにより、想定したほどの業績悪化に至らないと予想している。

 なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)の連結業績は、売上高248億1500万円(前年同期比10.5%減)、営業利益9億1600万円(同7.0%減)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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