船場、非開示だった今期経常は81%減益、未定だった配当は25円減配

配信元:株探
投稿:2020/07/31 16:00
 船場 <6540> が7月31日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった20年12月期の業績予想は連結経常利益が前期比81.2%減の2.5億円に落ち込む見通しと発表した。
 同時に、非開示だった20年12月期第2四半期累計(1-6月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比2.0%減の5.3億円に減る見通しと発表した。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を見送るとし、従来未定としていた下期配当は20円実施する方針とした。年間配当は前期比25円減の20円に減配となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2020年12月期の業績予想につきまして、新型コロナウイルス感染症の拡大による業績への影響を合理的に算定することが困難であったため未定としておりましたが、現時点において入手可能な情報に基づき算定した業績予想を公表いたします。なお、依然として新型コロナウイルス感染症の収束は見通せない中で経済活動が再開されており、消費動向は徐々に回復の方向に進みながらも、当期期中は影響が残ることを前提とし、当社グループの事業への影響を想定し算定いたしました。(第2四半期連結累計期間の業績予想の修正理由) 2020年12月期 第2四半期連結累計期間における業績につきましては、首都圏における開発案件を中心に事業を推進したものの、第2四半期以降は新型コロナウイルス感染症の影響で国内外ともに多くの業種業態及び顧客において開発計画の延期及び中止など設備投資に対する慎重な動きがみられました。当社グループにおきましても、その影響を受け、売上高及び各利益は上記の見込みとなりました。(通期の業績予想の修正理由) 第3四半期以降におきましても、当社グループはこれまで同様、感染症拡大予防への対策を講じて事業を推進していく所存ですが、事業環境においては国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響の長期化が懸念され、顧客の投資抑制も続くことが予想されます。このような状況から、通期の業績予想を上記のとおり修正いたします。 今後の新型コロナウイルス感染症の第二波の発生や収束時期等により、その影響の範囲等は大きく変動する可能性があり、当社グループの業績に大きな影響が見込まれる場合には、速やかに業績予想を修正いたします。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要経営目標の一つとして位置付けており、財務体質や将来の事業拡大のために必要な内部留保とのバランスを図りながら、毎期の業績に応じた配当を行うことを基本方針としております。 2020年12月期の業績予想は大変厳しい見通しではありますが、上記の基本方針を踏まえて、今後の経営環境や財務の健全性の維持及び企業価値の持続的な向上等を総合的に勘案した結果、年間配当金につきましては1株当たり20円とする予定です。(注)上記の業績予想数値につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績及び配当は、今後の様々な要因によって予想値と異なる可能性がありますので、ご承知おきください。
配信元: 株探

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